タイトル/ウルトラセブン(光の国の民族/M78星雲人)
コメント/自分の好きなラインにリファイン
成田亨さんの元デザイン(ウルトラマン)での「赤色と銀色の塗分け」は人体の筋肉の流れをデザイン化した物なので、
その法則を元にして筋肉の形を模した「ブロック状のパターン」で「赤色と銀色の塗分け」を表現してリファインした
ウルトラマン以外の元デザインは必ずしも人体の筋肉の流れをデザイン化した物では無いが、基本的に上記の方式で
ウルトラマン以外もリファインした
体の表面は筋肉の形を模した「ブロック状のパターン」で出来ている
(ブロックの淵は少し盛り上がっている)
(光の国の民族は全て同じパターン/体格の差は存在する)
元デザインではデザインのバランス的に上半身に線が集中しているので、
「胸・肩プロテクター」の他に「腿プロテクター」を追加してリファインした
このリファインでは「腿プロテクター」と「銀色のライン」の組み合わせで新しい形に見える事を目指してみた
↑「腿プロテクター」はどこ迄が脚かを示す効果も有る
が、腿プロテクターは特に新しいアイディアと云う訳でも無い
ULTRAMANに登場する「SUIT Ver7」や「ULTRASEVEN Xの初期デザイン」等にも見られる
頭部は「薄い装甲」を付けている解釈でリファインした
↑「スーパーアイ(目)と、その周りの一段凹んだ部分」「クチ」部分は素体(素顔)が露質している
「後頭部」「首周り」にも、「薄い装甲」を付けた
↑首装甲部分は比較的に柔らかい素材で構成されている(体の動きに追従可能な柔軟性が有る)
頭部の装甲分部にはメカニカルなディテールを付けた(装甲が有る事を強調する為)
「プロテクター・胸部装甲」は人体の胸の形に合わせて中央に上下の折れ線を入れ「Wのシルエット」にした
「プロテクター・胸部装甲」は肩部装甲を挟む構造にして前後で分割した
「プロテクター・肩部装甲」は首の横迄、延長した
↑漫画版ウルトラセブン(桑田二郎)を参考にした
「手の甲」「脚の甲」「肘」「膝」に「赤色の装甲」を付けた
↑この装甲部分は比較的に柔らかい素材で構成されている(体の動きに追従可能な柔軟性が有る)
右手の「小指」から「前腕」にかけて、ワイドショット(光波熱線)発射用の「スリット」付けた
体の「シルバーライン」は、背中側の肩甲骨の下にも追加した
この「シルバーライン」は凸状に成っている(装甲の役割)
体の「シルバーライン」の太さに強弱を付けて「黒色ライン」も追加した
体色は「赤」と「銀」のみだと寂しいので、「黒」の部分を追加した(装甲の隣接部分)
「胸部」「肩部」「太股部」「頭部」「後頭部」「首周り」の装甲を外す事が可能な設定にした
アイスラッガーに「グリップ(持つ部分)」を付けた
アイスラッガーは物理的に頭部に保持する為の「留め具」を付けた
↑アイスラッガーの使用時は留め具が倒れる
素顔はウルトラマンと比べて角ばっている(顔面に面の角度が変る折れ線を入れた)
素体の後頭部はウルトラマンと同様に赤色にした
素体にはカラータイマーを追加した
素体の胸部・肩部装甲下部分には、「シルバーライン」が有る
「プロテクター装着状態」と「素体」
「光の巨人」を表現する為に、常に体が発光している
(弱く発光しているので、暗い場所でそれと分かる程度)
※思い付くままに自分の好みの形でリファインしたが、
実際のスーツで造形すると体形以外でも難しい部分が多いと感じる
(元々そこを念頭に置いてリファインした訳では無いのだが)
特に「プロテクター・肩部装甲」「プロテクター・大腿部装甲」は、かなり動きに制限が出て仕舞う可能性が大きい
しかし、装甲ひとつひとつを別々のパーツにして中央部分(一点で)のみで体と繋げる方式にすれば
装甲と装甲が重なる様に動きシワに成る事を逃がす方向に動けば上手く行くかもしれない
※ウルトラホーク1号は全長・42mの設定なのでウルトラセブンよりも、ひと回り大きい事に成る
これには少し驚いた
劇中の印象では、ジェットビートル位の大きさ(18.5m)と感じていたからだ(劇中でセブンが抱えるシーンは有った?)
ウルトラホーク1号がウルトラセブンと同等のサイズならば、確かに怪獣と対等に戦えると感じる大きさだと感じる